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無題 [短歌・本]


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生きた蝉みないなくなり蝉の屍が夏はきたりぬしんしんしんと


2015-08-22 09:55  コメント(0)  トラックバック(0) 

歌の森へ2015 [音楽]

久しぶりの記事は、超久しぶりのコンサート告知です。

チャリティーシャンソンコンサート 歌の森へ2015
歌:北沢祐子 演奏:児玉昌樹とToy Box
7/18(土)午後2:30開演 (開場は2時)
ユニオンゴルフクラブ パインツリーハウス
(八千代市大和田新田1155 047-450-2211)
http://union-golfclub.com/index.html
最寄り駅は東葉高速鉄道・八千代緑が丘徒歩7分ですが、車でのご来場をお勧めします。
会費:3000円
ご予約は五賀または047-450-5678(高橋様)まで

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2015-06-16 21:08  コメント(0)  トラックバック(0) 

ライブの季節 [音楽]

2014/6/20(金) 19時〜 銀座SOにて、歌と朗読のライブをすることにした。
中央区銀座1-14-10松楠ビルB1
050-1413-8626
http://bar-so.jp/

思えば、3年以上、ソロライブはしていない。
船橋のセッションにいらしてくださる方から
「このごろコンサートはないんですか」と言われて、はっとした。
このままだと、だんだんフェイドアウトしてしまいそうだと思った。

これから、元気を取り戻し、なんとかお客様に満足していただけるように歌いたい。
お時間ある方は、ぜひよろしくお願いします。


2014-05-20 07:21  コメント(0)  トラックバック(0) 

マリア・デ・ブエノスアイレス [音楽]

2年前の3月、ボクは公民館のソロコンサートを終えて、がんばった自分のために、ご褒美のコンサートを予約していた。
それが「ブエノスアイレスのマリア」
アストル・ピアソラの作品のなかでも、初期の傑作とされるタンゴ・オペラだ。
ピアソラを知って、2枚目に買ったアルバムが、このマリアだった。
それから数十年、待ち望んだ公演は、東日本大震災のため中止になった。
そうなのか、と、そのとき思った。やはり、マリアを生で聴くのは無理なんだ。

あれから2年、今日、2013年6月29日、マリアは演じられた。
しかも、初演当時のマリアであるアメリータ・バルタールを迎えるという、信じられない奇跡を伴って。

どうしたら、このことをひとに伝えられるのか。
最初、歌い手も、演奏も、緊張しているのが感じられた。
でも、徐々にほぐれ、なめらかになるのが伝わり、そして、
アメリータの声は、もともとハスキーで、不思議なニュアンスに富んだものなのだが、
ほんとうにあの声が、しかも、同じ歌を歌っていても、年月を経て豊かになっているのが感じられた驚き。
そう、今日のマリアは、大人のマリアだった。
IMG_3569.jpg
楽しみにしていたコンサートが震災で中止になったことだけでなく、
初めてマリアのレコードを聞いた高校生のときから、今までの時間が、無駄ではなかったのだと感じられた。

思いは、報われるのだ。

ピアソラ、アメリータ、小松さん、すべての出演者、今回のコンサートのために尽力されたすべての方にお礼を申し上げる。

最終章タングス・デイが終わろうとするとき、アメリータさんはマイクをスタンドに戻して、最後の音が消えるとき、手を合わせていた。
聴衆も、呆然として一瞬、拍手を忘れていた。
あの一瞬に、会場のすべてが感謝を捧げているのだと思った。


2013-06-29 21:03  コメント(0)  トラックバック(0) 
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パブロ・シーグレル ミーツ トーキョー・ジャズ・タンゴ・アンサンブル再び [音楽]

2011/11/9 浜離宮朝日ホール

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=1ceb0iyfYwA

この画像は昨年このアンサンブルが結成されたコンサートのものだが、今年もまた、ミケランジェロ70から始まった。
昨年は少し緊張気味だったメンバーたちも、今年は「お互いをよく知ってる」感じの演奏になっていて、
キワのところまで自分を広げていた。
それがバンドの一体感というものなんだね。

曲目も、昨年はピアソラが中心だったが、今年はシーグレルのオリジナルが中心となり、
がらりと変わった。
特に、2部冒頭、鬼怒無月さんのギターとピアノデュオの2曲は、ピアソラにはあり得ないもので、とても楽しめた。
ずっとピアソラを支えたギタリスト、ロペス・ルイスさんがこのコンサートを見たら、ほんとに羨ましく思うだろうな。

ゲストの梅津和時さんは、ときにアラブ風の音階を使ったり自己主張をしていたけど、
音色の醸し出すものがすでに十分個性的で、
わりと真面目でストイックな雰囲気のバンドメンバーに、妖しい香りを加えてくれた。
梅津さんが、オリジナルではバイオリンのパートを弾くことで、新しいキンテートの形になっていたので、
この編成でピアソラの曲ももっと聞いてみたいと思った。
シーグレルさんと1対1でフリーに入ったとき、ものすごい盛り上がりで息が止まった。
それを他のメンバーたちが、楽しげに眺めているのが面白かった。

全体に、よりまとまった音、シーグレルさんのなごませるお茶目な感じ、など親密度の増した素晴らしいコンサートだったが、
昨年のようなデモーニッシュな瞬間はなかったかな。
それよりも、個々の人が集まって、いまこの音楽をつくってる、っていうことの不思議に心が奪われた。
それだけ聴くほうも成熟してきたのか。

アンコールが終わってメンバーが袖に引っ込んだとき、大きな笑い声が聞こえて、
(最前列にいたので)
すごく幸せないい時間を過ごしたのは、ボクだけじゃなかったんだとわかった。
ありがとう、シーグレルさん、バンドのみなさん。
またすぐに!


2012-11-10 08:46  コメント(0)  トラックバック(0) 

スタディコンサート [音楽]

2012/10/14 恒例の秋の行事、ハーモウェルスタディコンサートに出演。
IMG_2247.JPG
今回は、エリック・クラプトンのカバーで有名な "Change the World"を熱唱?!
バンドレッスンの仲間がサポートしてくれた。
写真を見るとみんな真剣な表情で弾いてるね。苦労をかけました!
こういうノリの曲は初めてだったので、とてもよい勉強になった。
他の出演者はジャズが中心だが、コーラス、アレンジに工夫が凝らされ、オリジナル曲などもあり、年々レベルアップしていると感じる。


2012-10-15 17:07  コメント(0)  トラックバック(0) 

シャンソニエ出演 [音楽]

2012/9/13に、老舗のシャンソニエ・シャンパーニュに出演した。
本当は、オーディションを通らないと出られないんだけど、ゲストである、恩師の妹・千秋みつるさんの前歌ということでスルー。
P9130623.JPG
出演が決まってから、歌う曲の練習をずっと船橋のお店でしていて、聞き飽きていた方もいたのではないかと思う。
でも本当に助かりました。
練習だけでなく、譜面の整備もずいぶん助けてもらった。
当日は「衣装や化粧は普通っぽく、歌は普通じゃなく」を目標にやってみた。
自分としては、今できることはできたと思う。また次に向っていこう。
客席は古い友人などが来てくれて、楽しい一夜となった。


2012-10-15 16:52  コメント(0)  トラックバック(0) 

月蝕探訪 [旅行]

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さて部分月食の夕、向かったのは、日本の新名所東京スカイツリー。
と言っても、ツリーに上るわけではない。東方向が見える場所を探してウロウロ。
飲食店はどうか。月曜日なのにどこも行列。
と、思ったら、東方向の店で空いているところ発見。

そこは…たぶん東京ソラマチで一番高級感漂うフランス料理の店。

店員さん「今スカイツリー正面のお席もございます」
私「スカイツリーはいいから、アッチ(指差す)の席は」
店員さん「ございますよ」
私「ちょっともう食事して来たんで(嘘)アラカルトでいいですか?」
店員さん「もちろん」

というわけで、パーカ、サンダルでリュック姿のまま案内される。
ここは30階、周囲にビルもなく、見晴らし最高。

…雲さえなければ真正面に月がのぼってきてるはずだ(涙)

いやでも、いい場所を見つけた。
照明を消してもらえれば、流星群などにもよさそうである。
料理も激ウマで700円からある。
(料理といえそうなのは2200円だけど)
ワインも……950円からある。
今度はワンピース着て来よう。


2012-06-05 09:10  コメント(0)  トラックバック(0) 
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永遠の永遠の永遠 [製本・アート]

__.JPG
草間彌生の新作を中心とした展覧会を鑑賞。大阪国際美術館にて。
大阪の展示の最終日とあって、ものすごく混雑していた。
大勢の人たちが草間作品を見ながら、ああでもない、こうでもないと話している様を見ていると、
草間さんがこれを見たら、どんなに満足するかと思ってうれしかった。
何度も書いたことだが、
お紅茶を運んできた事務員に
「あたしって有名?」と聞いていた草間さん。
ボクはそれをフジテレビギャラリーの階段の上から見ていて、
「話にはきいていたけど、本当にそう言うんだ...」と思ったものだ。
事務員は「もちろんです。先生は世界的に有名でいらっしゃいます」と答えた。
草間さんはすかさず「アイオウより有名?」と聞き、
事務員は「失礼します」と小さく言って去っていった。

しかし、どこへ言っても水玉のオンパレードで、もちろん水玉は草間の主要モチーフには違いないが、
最近の作品、わりと具象的でかわいらしいものがウケるのを見ていると、
ちょっとなあと思うのも事実。

大阪国際美術館の一般コレクションを見ていたら、
草間の初期の作品、
白いネットと、銀色のテーブル(道徳の部屋1976)、銀色の箱オブジェ(銀色の希死1976)を所蔵していることがわかった。
ネットは、3枚組みで、1958年の作品。
久しぶりにネットの前に立ち、すべての価値が消失し、自分のいる場所が失せて無となる、あの恐るべき快感を感じた。
絶望を快感にする力こそ、草間だけが持つ世界だ。それは理屈じゃなくて、直接感じ取れるからすばらしい。
あの力、あの感じを、今回の展覧会に来た人にも味わってほしかったが、
ほとんどの人は一般展示は見なかったんじゃないかな〜 惜しいよね。
でも草間さんの初期作品が、こうして美術館で保護されていることは大事なことだ。


2012-04-08 20:32  コメント(0)  トラックバック(0) 
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盛岡にて [旅行]

東京製本倶楽部の「おかえりプロジェクト」をみるため、盛岡に来た。
盛岡では、もっこもこのダウンコートを着てるのは旅行者だけで、駅前では若者グループがにぎやかだった。
いろんなところからたくさんの人に足を運んでもらって、このプロジェクトが、みんなの記憶に残ってほしい。
なぜなら、今回展示されたアルバムが被災者の方に贈られてしまうと、もう集うことはないのであり、
まとまって鑑賞できる最初で最後の機会となるのだ。
そのことこそが、プロジェクトの目的でもある。


2012-03-03 22:15  コメント(0)  トラックバック(0) 
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