ミニ歌集作ってみました [短歌・本]
村上きわみさんの「まめみわみ」に触発されて、ミニ歌集作ってみました。
ボクのほかに、短歌グループ環の仲間が参加し、現在5冊あります。
こちらはダウンロードするだけでなく、印刷して、組み立てる必要があります。
おかえりプロジェクト [短歌・本]
東京製本倶楽部が東日本大震災の被災地と協力して行う「おかえりプロジェクト」
被災地のがれきの中から発見される写真を納めるアルバムを、世界の製本家250人が創作しました。
展示後、被災者に贈られます。
ボクは今回制作していないけど、ぜひ見に行こうと思ってます。
大船渡会場ではボランティアも募集中です。
関連サイト
東京製本倶楽部
プロジェクトブログ
iBook歌集 [短歌・本]
Appleから、iBooks Authorというソフトが配られたので、それを使って歌集を再発行してみた。
『幸福な女』は、2000年にエキスパンドブックとして制作され、その後私家版としても1部だけ制作された。エキスパンドブック版としては3冊目の歌集にあたる。当初から横書きの歌集としてデザインされたので、iBookにするのは簡単だった。
2010年 古い記憶に新しい傷 [短歌・本]
寅年…虎は好き。草森紳一さんも好きだった
大いなる爪と顎《あぎと》があればこそあこがれるその孤独に 虎よ
船橋港の霧笛を聞きながら朝ごはん
深奥より呼ぶとき君はただにわが海霞《ハイシア》という名をよびたまう
水仙はほっておいても殖えるのと微笑んだひとへ、魔女はあたしです
あのあと、ずっと役者さんの家にあるんだろうか
耳ひとつ落ちていたのを舐めながら どこかで聞いた話だこれは
アメリカにファミリーというものあると森に泉があるように、あると
刺を抜くはずだったのに傷口から歯車が取り出されて光る
沼底をあるく田螺《たにし》が裏返り触手のばして告げたコニチワ
はやぶさが帰ってきたんだ初夏をとどろと鳴らす雷連れて
田中一村展@千葉市美術館
お茶ノ水から取り寄せた顔料を黄色い缶に仕舞ってふらり
本に雨 鳥もパン屑も上衣《ジャケット》のなかに抱えて走る霜月
細い足場を鳩があるいてくる朝だこの手に世界滅亡ボタン
日曜日の午後 [短歌・本]
体調がすぐれないのはいわゆる過労だけど、
そこで
いただいた本を読むことにしたら、
たちまち70年代のあのころがよみがえって苦しいくらいだ。
飯沢さんアシュラさん 本当にありがとうございます
ボクの通っていた学校でも
どういうわけか急に制服が廃止されたこととか
それは個別の事象じゃあなくて
ひろがりと深さをもった出来事だったんだ
今日はお休み [短歌・本]
昨日は「21世紀の短歌を語る会」の会合だった。
千葉県内の超結社の集まりで、
今回が17回になるが、15回目から実行委員長をしている。
今年も3月から活動を開始し、担当グループの方たちのご協力のもと、
やっと8月の歌会にこぎつけたわけだ。
みんな楽しんでくれたかなあと気になる。
にっこり笑って帰っていった人たちもあったが、
あたふたしていて挨拶もろくにできなかった人たちもあって、
それでも大勢の人と話したので、今日はかなり疲れて、何か境界がぼんやりしている感じだ。
休みを取り、ひとりできままに過ごした。
8月に入ってから、ずっと仕事や勉強や展覧会で休んでいなかったので、
ちょっと自分に褒美ってところかな。
そしたら、今、日食で一緒になった先輩から、河豚の粕漬けが届いた!
うれしーい!
今日も飲んだけど、明日も飲むぞー
季節外れの [短歌・本]
iPhoneアプリに加わったPhotoCanvas
写真のレタッチが出来るだけでなく、レイヤー構造を持ち、絵も描けるし、字も書ける。
ちょっと季節はずれだけど、写真とテキストで構成してみた。
こんなのがiPhoneだけで出来るなんて驚きだ。
御無沙汰しました [短歌・本]
奇聞屋恒例の朗読会も めでたく 100回目。
これは駆けつけなければなるまい。
久しぶりに自作を読んだ。
ビールも美味く 外は雨だけど楽しい夜だった。
写真はサーモンマリネ
朗読シーンは動画撮ったのでそのうち上げるかも。
お彼岸に [短歌・本]
何者か地面を裏側から刺して曼珠沙華とう火花をつくる
近所の生垣に毎年見事に咲く彼岸花。
この花の茎がにゅーっと伸びてくると、もうすぐお彼岸だなって思うようになった。
歌は2005年の作。