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今日の歌 [短歌・本]

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押し入って32秒とんずらよ入道雲の湧く道の果て  五賀祐子

2007年6月の作品で、当時たしかそういう事件があったんだけど、もう詳しくは思い出せないし、だれも覚えていないかもしれない。
車で移動中、湧いては消えていく雲の峰を眺めていたら、でもそれはそれでいいのかなと思えてきた。


2008-08-07 17:48  コメント(0)  トラックバック(0) 

ヒース [短歌・本]

2008年1月に亡くなった俳優ヒース・レジャーについての記事を見ていたら、
両親が「嵐が丘」のファンだったため、ヒースクリフという名前をつけたと出ていた。
本当かどうかは疑問だけど...
吉田秋生「カリフォルニア物語」の荒ぶる主人公ヒースがやはりそういう設定だった。

カリフォルニア物語 (1) (小学館文庫)

カリフォルニア物語 (1) (小学館文庫)

  • 作者: 吉田 秋生
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1994/11
  • メディア: 文庫


2008-07-28 12:32  コメント(0)  トラックバック(0) 

シャツの問題 [短歌・本]

Tシャツにしみている汗吸いながらどうしてみんな好きなのかなって  五賀祐子

最近ちょっとあれだと思うこと。
社長もクールビズのため、高そうなシャツをネクタイなしでお召しである。
しかし、ボタンを三つくらいはずしている。
誰かにそういうのがセクシーって言われたのか?!
昼間はやめろって誰か言ってやってよ〜

作品は1993年のもの


2008-07-18 14:33  コメント(1)  トラックバック(0) 

唐突に今日の歌 [短歌・本]

薔薇の花飛行船からふってくる愛なのかどうかはわからない 五賀祐子

さっき昨日の新聞読んでいたら、
「蛍は光で愛を語る」ってあって、さあ〜どーかなそれは。
と思ったらこの歌を思いだした。
『幸福な女』という私家版歌集に入れた1995年の作品。


2008-07-15 21:38  コメント(0)  トラックバック(0) 

思いだしたときに [短歌・本]

かつてありし歌の楽園へと還る光の船に乗らざりし夏        正岡豊

むかしニフティのパソコン通信の短歌部屋で歌合わせがあったとき、
最後に正岡さんが提出した美しい歌。
ちょっとうろ覚えだけど、書きつけておきます。
もし違っていたらコメントお願いします。

今日聞いた話。
太平洋戦争前夜、フランスに派遣されていた士官がいて、
秘密裡にフランスを脱出、ドイツ経由でぎりぎり帰国したのだが、
そのときフランスに置いて来ざるを得なかった荷物のなかに、娘さんの絵日記があったそうだ。
それが骨董市で売られているのを買った人の連絡で、先日66年ぶりに家族の元へ戻ったという。

そういうこともあるんだなあって、
何の脈絡もなく正岡さんの歌のことが浮かんできたのも、
書いておきたくなった。


2008-06-29 19:53  コメント(2)  トラックバック(0) 

さらばそしてこんにちは [短歌・本]

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剔出され焼却された乳房(にゅうぼう)を吸わせていたい男は「宮崎」

1997/07/08の作。
これは1989年7月の朝、幼女連続殺人犯が逮捕されたというニュースを聞きながらまた眠ってしまったときに見た夢を発端として作られた。
今日、宮崎勤死刑囚に刑が執行されたことが発表されたが、あの朝、夢をみていたのが誰だったのかは、今も判然としないのである。


2008-06-17 17:37  コメント(0)  トラックバック(0) 

奇想コレクション2題 [短歌・本]


悪魔の薔薇 (奇想コレクション)

悪魔の薔薇 (奇想コレクション)

  • 作者: タニス・リー
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 単行本



タニス・リーはダンセイニなんだな〜って、これを読みながら思ったさ。
過剰なオリエンタルぽさや、アレゴリカルなところ、
細かい描写のすみずみにそれを感じる。
解説によると、マッケンの系統と言われるらしいが、それは疑問符いっぱい。
マッケンにはこういうきらびやかさはないものね。
まあ、マッケンていったほうがファンタジー分野では箔がつくのかな。


[ウィジェット]と[ワジェット]とボフ (奇想コレクション)

[ウィジェット]と[ワジェット]とボフ (奇想コレクション)

  • 作者: シオドア・スタージョン
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 単行本



読んでいて、ボクが一番感心するのがスタージョン。
ありえないくらい天才。
いつもながら、ダメなやつ、どうしようもない人間、冴えない風貌を描いて最高だ。


2008-05-24 20:12  コメント(0)  トラックバック(0) 

今月の歌? [短歌・本]

今日は例会のレポートができていなかったので、
お昼にモスバーガーで携帯で書いて自分に送った。

いやそれはともかく、これは1998年につくった歌

ひとしれず酵素パワーの粉末をすりきりで量るツカモトさん


2008-05-16 23:34  コメント(0)  トラックバック(0) 

あの悪夢が本当に帰ってきた [短歌・本]

http://www.dezeen.com/2008/01/10/manned-cloud-by-jean-marie-massaud/

クジラの形をした空飛ぶホテルだそうです。
ボクとしては山上たつひこの名作「やってきた悪夢たち」を思い出さないわけにはいかないのですが、
こちらでは、世界はしんとして美しいですね。

画像は続きに


2008-04-20 21:08  コメント(2)  トラックバック(0) 

下見 [短歌・本]

新しい公民館を見に行った。
今日は説明会があると思ったのだが、誰もいない。
職員は(いつものことだが)こちらから声をかけない限り、見向きもしない。
勝手に2階に上がって、集会室の様子を見ていたら、お掃除していたおばさんが親切に案内してくれた。
「説明会は?」と聞くと「それは来週です」と言われた(^^;
ああ、勘違い。

帰りは、千葉街道沿いの湧き水スポットで山桜がきれいだったので撮影。
sakura.JPG

そして熱帯魚屋(というか、売っているのはたいがい熱帯魚じゃないんだけど、
こういう店をなんていう?魚屋じゃないし)に寄って
ドジョウとキンギョモとメダカの餌を買って帰る。


2008-04-06 21:44  コメント(0)  トラックバック(0) 

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